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お葬式の場所


お葬式の場所

お葬式の場所とは、お通夜・告別式を行う場所のことを指しますが、もう一つ、お葬式までご遺体を安置しておく場所も考えなくてはなりません。
「安置の場所」「お葬式の場所」について見ていきましょう。



安置の場所


現在、8割以上の方が病院でお亡くなりになっています。

ドライな話になりますが、病院というのは病気を治すところであって、お亡くなりになってしまうと一刻も早く出て行って欲しいと言われます。
ですから、病院からまずどこへご遺体を連れて行ってあげるか(搬送するか)を決めなくてはならないんです。
安置の場所で代表的なところとしては、

ご自宅
貸し斎場
葬儀社
安置専用施設

があります。

まずご自宅が可能な場合は、自宅へ搬送することが一般的ですが、集合住宅など導線に問題がある場合や、家のスペースの問題で難しいケースも多くあります。
その場合は、貸し斎場・葬儀社・安置専用施設などを利用することになります。


事前にお葬式の相談をしている場合は、葬儀社さんにご自宅の導線を見てもらって、自宅安置可能かどうかを調べておくと安心です。

万が一の際には、ご遺体をどこに連れて行ってあげるのかを、前もって決めておくのが一番望ましいのですが、もしも何も決めていない急な事態の場合は、病院葬儀社の安置施設への搬送だけは避けたほうが無難でしょう。
なぜかって?
だって、まだ話も聞く前から、お葬式を依頼すると決まったわけじゃありませんので、あとで断りにくくなったら困りますから。
この場合は、どの葬儀社も出入りできる施設へ搬送してもらうのが正解です。


自宅安置でまったく問題がない方は別として、自宅以外での安置を希望する場合は、事前の相談段階で、どこに搬送するかをある程度知っておくようにしましょう。



お葬式の場所

お葬式の場所は、「自宅」か「自宅以外」ということになります。
ただ、自宅でお葬式を出す「自宅葬」は、年々少なくなってきています。

東京都を例に挙げると平成7年の調査では自宅利用が42%を占めていたのが、平成13年の調査では11.3%と激減しています。これは都市部を中心に全国的に見られる傾向のようです。

自宅葬の場合は、斎場を借りるお金はかかりませんが、祭壇を飾る部屋の片付け、会葬者の導線確保、ご近所へのあいさつ・気遣いなど、お金がかからない分手間ひまがかかります。
手間ひまをかけ、気を遣い、どっと疲れる自宅葬ではなく、利用料はかかっても、葬儀専用の斎場を選ぶ方が主流になってきているということなんです。

その「斎場」には、どんな種類があるのでしょうか。
種類ごとの特徴も合わせて見てみましょう。


公営斎場  
自治体で運営しているため、住民は安価で利用できる。
予約がすぐに埋まり、常に混み合っている。一週間待つことも。

民営斎場  
施設がきれいで設備も整っている傾向。利用料が高額。
比較的空いている。

寺院斎場  
寺院が運営しているため、利用できる宗教・宗派が制限されることも。
事前の確認が必要。

葬儀社斎場 
葬儀社が自社で持っている斎場。その葬儀社しか使えないことが多い。
貸し斎場に比べ、いろいろと融通がきく場合も多い。

火葬場併設斎場 
火葬場と斎場が同じ敷地内に併設されているため、霊柩車など移動費用がない。
公営・民営両方あるが、常に混み合う傾向にある。


お住まいの地域に公営斎場がある場合は、そこを「第一希望」ということで考えておき、もし混み合って何日も待つことがあったら、民営斎場を「第二希望」で。という具合に、あらかじめ何通りかのケースを想定しておくとあわてずに済みます。


そのほかの選び方としては、「会葬者がどこから来るか」を優先する考え方があります。

例えば、遠方からの方が多い場合には、乗り継ぎが少なく交通の便が良い斎場、ご近所の方が多いのであれば、自宅近くの斎場をという具合です。

逆に、密葬など「ご近所にも知られたくない」というケースもあるのですが、その場合はご近所に知られないよう、自宅からなるべく遠い斎場で、安置・お葬式共に行います。


どこにどんな斎場があるか、よく分からない場合には、地元の葬儀社さんに聞いてみると親切に教えてくれることも多いですよ。
斎場の場所を聞くだけ聞いてみて、対応が良かったら後日見積もりをお願いしてもいいかもしれませんね。

お葬式の場所は、(あたりまえですが)予約ができませんから、「絶対ここ!」と決め付けるよりも、第二希望くらいまでの目星を付けておくといいでしょう。

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